観葉植物の植えられている土は、生産者(栽培農家)によって異なりますが、ピートモス、腐葉土、赤玉土、田畑の土(成分不明)ホームセンターなどで販売されている野菜の土など様々で、ピートモスや腐葉土などを基にブレンドされています。
腐葉土は腐植に富み屋外での栽培には、太陽光線が当たっているので紫外線によって細菌の繁殖などが抑制されているので問題はありません。しかし、室内で観賞を目的とした観葉植物の用土への使用には適当ではありません。室内へは弱い紫外線しか当りませんから、細菌類の繁殖抑止効果が低いと考えられます。当店では、腐葉土を主体とした培養土は、害虫や雑草、カビやバクテリアなどの発生する可能性が高いので、完全に排除するのは難しいのですが、出来る限りココピート主体にブレンドとした培養土に取り替えています。見えない所なので、気付かれませんが大切なポイントです。
ピートモスは、苔などが堆積してできた土で、酸性の為石灰などで中和して使用する。(大地の表土を剥ぎ取るため、環境破壊が問題となっている)一方、ココピートはココヤシの実の繊維を堆積、醗酵させた土です。ほぼ中性で、しかも資源量に限りがあるピートモスより地球環境にやさしいECOな天然資源です。(土でも砂礫が含まれていないので焼却が可能)